格安SIMとは？キャリアと何がどう違うのかわかりやすく解説！

これまであった大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）の月額料金より格段に安くなるよ。格段に安いSIMなもんで。

それ以外で言うと…。

察しが良いですな。

うん。めちゃくちゃ簡単にすると、格安SIMは大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）の回線設備をちょっとだけ借りてるのよ。こんな感じで。

回線設備の一部をレンタルする料金よりも、回線自体を維持したり基地局（簡単に言えばアンテナ）を増やすお金の方がかかるらしい。知らんけど。

ま、そんな感じやと思ってもらえれば。大手キャリアみたいにショップ（店舗）を展開してないから人件費がかからない、オンライン専用にして更に人件費削減、店舗そのものを作る費用がかからないってのもあるらしい。知らんけ…。

格安なSIMをナメちゃいけませんて。実際のところこんな感じ。

プロバイダで有名な「OCN」が提供するOCNモバイルONEを例にしたものなんやけど、家族割とか光回線割引とか無しでこの料金なのよ。

そうなるよね〜。さっき言った理由もあるんやろうけど、とにかく意味不明なくらい料金が安いんですわ。

そーよね。楽天モバイルもデータ無制限で2,980円（税込3,278円）なんていう破格の料金帯で提供してるし。

そこを厳密に言えば違うのよね。通信設備を自分たちで持っている大手キャリアを「MNO」、借りてるところは「MVNO」って言われてて「MVNO」が格安SIMってことになってた。

全部のプランではないけどね〜。2020年に菅政権になってから携帯料金の値下げ政策が本格化して大手キャリアも安いプランを出してきたんよね。

そーやね。それによって格安SIMの多くは2021年4月から続々と新プランを展開してるよ。格安SIMは更に格安なSIMになりました。

電波や通話品質、ネットの繋がりやすさは大手キャリアも格安SIMも変わらないよ。ただ使う回線によっては対応エリアが若干違うね。

ドコモ回線やau回線、ソフトバンク回線はそれぞれで対応するエリアが違うのよ。楽天モバイルは楽天回線って独自の回線を使ってて、それもエリアが違う。

こちらをどうぞ。使いたいエリア（住所）の検索もできるから一度見てみてね。

わざわざ前持って対応エリア検索してやったのに、台無しにされて怒り心頭だろうね。

キレた後は落ち着いて「初期契約解除制度」を使うのがおすすめっすね。

クーリングオフに似たようなもんで、契約した日から8日間までは契約回線の解除ができる制度なのよ。クーリングオフはインターネットや携帯電話サービスに適用できなかったから2016年5月にこの制度が新設されたのよ。

それがね、すんなり受け入れてくれるところとそうじゃないところがあるんですわ。

そうなのよ。例えばワイモバイルの場合はこれ。

店舗、オンラインで契約するってことは自分が申し込みに行くしかないよね？その場合は初期契約解除制度はできませんってことになってる。

ま、そういうことなんでしょうな。ただ訪問販売とか電話勧誘でうまいこと乗せられた場合は適用できることになってるね。

勧誘に近いけどそれはワイモバイルの規約でダメなんとちゃいますか。ちょっとでも不安がある時はこの初期契約解除制度が適用できるか確認しておくのがおすすめ。

今度は自分から申し込んでも初期契約解除制度が適用できる例として楽天モバイルを。

実際契約したものの対応エリアに入ってなくて使い物にならんとか、SIMだけ購入したけど使ってる端末では使えなかった（こっちの確認ミス）ってことでも適用できるよ。

安心は安心なんやけど、解除できるのは契約回線だけで端末購入分は解除できないからそこだけは注意。

ケジメっすな。楽天モバイルではこんな感じやけど、他社でも初期契約解除制度があるかどうかは見ておいた方がいいと思うよ〜。

今回は一番大きな違いとして価格、通信速度をメインに解説しました。

かなり大雑把に言えばそんな感じ。これまで大手キャリアを使ってて「通信速度なんて気にしないから料金下げてくれや」って常に思ってた人は、サッサと格安SIMに乗り換えがおすすめ。

動画をよく見る人、ウェブサイトをよく見る人、ほぼメールやLINEだけって人。それぞれの環境で必要な通信速度って違うから自分にあった通信速度を知るってのは大事だと思うよ。

それは「格安SIMにした時のメリットとデメリット！気をつけたい6つのポイント」で詳しく解説します。料金や通信速度以外にも出来ないことってのがあるんで。

細かいのも合わせて6つってだけで、そもそも使ってなかった人は何の影響もないっすよ！

もうそんな細かいことなんてどうでもいいからおすすめの格安SIMを教えてくれ！って方はこちらをどうぞ。